大垪和西の棚田

美咲町は、季節ごとに景色ががらりと変わる自然が豊かで、車で少し移動するだけでまったく違う表情に出会えるまちです。のどかな田園、山あいの道、湖や棚田の風景がほどよい距離でつながり、親子での自然ドライブにぴったりの環境がそろっています。

赤ちゃん連れでも、小学生でも、家族のペースでゆっくり回れるのがこのまちのいいところ。 ちょっと行ってみようか」と思って走り出すだけで、景色が次々に変わり、子どもが車窓に夢中になる瞬間が続いていきます。

ここでは、町の3つのエリアを中心に、親子で気軽に楽しめる自然ドライブコースを紹介します。

自然ドライブでめぐる美咲町/中央エリア 食と歴史にふれる寄り道スポット

たまごかけご飯の名所・食堂かめっち。で腹ごしらえ

たまごかけご飯の名所・食堂かめっち。の画像

まず立ち寄りたいのは、美咲町名物「黄福(こうふく)たまごかけご飯」。

ほんの数分で出てくる素朴な料理なのに、身近な食材の美味しさを思い出させてくれる名物です。テーブルには4種類のタレが並び、子どもも大人も好きな味を見つける時間がちょっとした楽しみになります。

ドライブのスタートに、気軽に寄れる“町の食堂”らしい心地よい温度があります。

山あいに佇む古寺・両山寺と二上杉

両山寺と二上杉の画像

車を少し走らせると、静かな森の中に現れるのが両山寺(りょうさんじ)。元明天皇の和銅7年(714年)、泰澄法師が観音の霊夢を感じ創設したお寺です。境内に立つと、山の空気がすっと胸に入ってくるような静けさがあります。

本堂前にそびえる「二上杉(ふたかみすぎ)」は、樹齢800年以上と言われる大杉。上を見上げると、まっすぐ天に伸びる幹と枝が圧倒的で、子どもが思わず足を止めるほどの存在感です。

季節によって光の角度が変わり、木々の色や空気の匂いが少しずつ違う。自然の中に吸い込まれるような時間が広がります。

毎年8月14日深夜から15日未明にかけて、依代となる護法実(ごほうざね=ゴーザマ)に護法善神を祈りつけ、境内を お遊び(走りまわる)になる祭りです。建治元年(1275年)から続く伝統的な奇祭には全国的に知られています。

両山寺護法祭の画像

大垪和西の棚田で、季節の色が変わる風景を眺める

大垪和西の棚田の風景を眺めるかかしの画像

中央エリア最大の見どころが「大垪和(おおはが)西の棚田」。 日本棚田百選にも選ばれた曲線の美しさは、遠くから見ても近くで歩いても、心に残る景色です。

春はやわらかな緑、夏は太陽に輝く稲、秋は黄金色、冬は雪化粧と、季節の色がまるで絵画のように変化します。朝早くには雲海が出る日もあり、自然ドライブならではの“偶然の一枚”に出会えることも。


親子で車を降りて、少しだけ棚田の縁を歩いてみると、風の音や土の匂いまで感じられます。

自然ドライブでめぐる美咲町/旭(あさひ)エリア 自然の中で遊べるスポットが集まる

まきばの館で花の香りと体験の時間

大空の広がるまきばの館の外観の画像

まずは旭エリアの代表スポット「まきばの館」を目指しましょう。ここでは、広い丘に花畑やハーブ園が広がり、季節によって違う風景が楽しめます。

子どもが走り回れる芝生、体験メニューがそろう施設、動植物にふれられる空間など、家族で過ごすのにちょうどいい“余白”があります。天気の良い日は、風が通り抜ける丘の上で深呼吸したくなるような心地よさ。

「ちょっと寄り道」のつもりが、つい長居してしまう人気スポットです。

桜とツツジの名所・三休公園で季節の景色を楽しむ

桜が満開の三休公園の画像

まきばの館から旭エリアを南に進むと、桜8,000本・ツツジ1万本が咲き誇る三休(みやすみ)公園があります。山の上から見下ろす景色はダイナミックで、湖と山のコントラストが続く気持ちの良い場所です。

春の桜の道、初夏のツツジの色、秋の紅葉。“自然ドライブで季節を感じる”というテーマにもっとも寄り添うスポットかもしれません。

遊具や広場もあり、家族で過ごしやすい公園です。

みち停あさひでひと休み。地元の味とあたたかさに触れる

みち停あさひの画像

ドライブの途中に立ち寄れる休憩スポット「みち停あさひ」には、地域の農産物や加工品が並びます。子どもが手に取りたくなる小さなお菓子や、地元で作られたパン・総菜など“おやつ探し”にもぴったり。

ちょっとした休憩でも、地域の人の暮らしとやさしさがにじむ場所です。

自然ドライブでめぐる美咲町/柵原(やなはら)エリア 歴史ある風景と静かな時間が流れる場所

山あいにひっそりとたたずむ本山寺と三重塔

本山寺の画像

柵原エリアの山道を進むと、森の奥に本山寺が見えてきます。鎌倉時代の建築様式を残す三重塔が立ち、静かに時を刻む姿は圧倒的です。

車を降りて、木々の間を少し歩くだけで、空気が変わるのがわかります。自然ドライブの途中にふと立ち寄ると、気持ちが整うような静けさがある場所です。

柵原ふれあい鉱山公園で昭和の鉄道風景に出会う

柵原ふれあい鉱山の鉄道風景の画像

柵原といえば、かつて“東洋一”と呼ばれた鉱山のまち。

その歴史が今も息づく「柵原ふれあい鉱山公園」では、昭和の鉄道風景や鉱山資料館、実物大の展示がそろい、子どもも大人も楽しめる空間が広がっています。


線路や車両、駅舎、商店街の復元展示――。 時間に余裕がある日は、ここを目的地にしても良いほど充実したスポットです。

自然ドライブだから感じられる、美咲町のやわらかな魅力

美咲町の自然は、季節が変わるたびに色や匂いが変わります。

山の稜線、田んぼの輝き、棚田の曲線、花の風、湖面の光――。 車を少し走らせるだけで、その日の天気や時間帯によって違う表情に出会えるのが、このまちの魅力です。

親子でめぐる自然ドライブは、“観光”というより、まちの空気を感じるような時間に変わっていきます。のびのびとした景色の中で過ごすひとときは、ちょっとした寄り道でも、ゆっくりとした休憩でも、それぞれ違う価値があります。

こうした環境がすぐそばにあることは、暮らす視点で見ても大きな安心につながります。

自然体で過ごせる時間が、日常の中にほどよくあるまち。そんな美咲町の雰囲気を、ドライブを通して感じてもらえたら嬉しいです。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光課
〒709-3717 岡山県久米郡美咲町原田2144番地1
電話番号:0868-66-1118
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